数学を勉強する最大のメリット

数学を勉強する最大のメリット

「数学」を勉強する意味とは何でしょうか?

「算数」ではなくて「数学」を勉強する意味は?メリットがあるの?

 

 

生活するには算数で十分でしょ?

数学なんて、将来絶対に使わない!

 

こんなことを考えたことがある人も多いのではないのでしょうか?

 

数学は中学生や高校生が最も嫌いな科目に上げることが多い科目です。

 

ですが、

大人が

「もっと勉強しとけばよかった」

「子供にもっと勉強させよう」

と最も思う教科も数学が多いです。

 

数学は将来的には使わない科目なのに、

大人は数学を勉強したほうがいいと思っている。

それはなぜでしょう?

 

その理由は数学を勉強すると身につく力に関係しています。

 

さて、では数学を勉強すると身につく力とは何でしょうか?

 

 

 

ずばり、数学を勉強する意味で最も評価が高いのは

 

「論理的思考能力の強化」

です。

 

もちろん、ほかにも数学を勉強する意味は多くあります。

「単純数字処理能力強化」「処理能力の向上」「図形認識能力の向上」「推理能力の向上」

などなど、いろいろな意味があります。

 

 

しかし、数学を勉強する意味で一番将来に役立つもので

使ええる能力は「論理的思考能力」と言われています。

 

では「論理的思考能力」

とはいったいどのようなものでしょうか?

 

論理的思考能力・・・・因果関係を整理し順序立てて考えること、あるいはわかりやすく説明することを指します。

ロジカルシンキングとも呼ばれます。

 

人にわかりやすく説明する。

これも論理的思考能力です。

 

 

例えば

「風が吹くと、桶屋が儲かる」

ということわざがあります。

このことわざ自体は

「意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすることのたとえ。」

という意味なのですが

話が飛躍していてわかりづらいからこそ、ことわざになっている言葉かと思います。

 

さて、この言葉を論理的に説明すると、

 

  1. 風が吹くと砂が舞う
  2. 砂が舞うと、人の目に入る
  3. 目に入った砂が原因で目が見えなくなる
  4. 盲人は三味線を買う(昔は盲人の仕事として、三味線弾きがあった)
  5. 三味線の材料になる猫皮を集めるために、猫が捕獲される
  6. 捕食者である猫が減ると、ネズミが増える
  7. 増殖したネズミが、沢山の桶をかじる
  8. 新しい桶が必要になるから、桶屋が儲かる

 

このように順序をしっかりと立てて説明する能力が論理的思考力です。

 

人に何かを説明するというのは、将来的に絶対に起こりえる場面です。

それをわかりやすくする能力が「論理的思考能力」

数学で鍛えることができる能力です。

将来に役に立つと思いませんか?

 

 

他にも論理的思考力を手に入れて役に立つことは数多くあります。

・相手が伝えたいことを明確に理解できる
・結論と課題を分けて、頭の中を整理できる
・全体を俯瞰(ふかん)してものごとを判断できる
・根拠をさがしつづけ、明確にできる
・十分に情報を得ようとしている
・他の選択肢を探すことができる
・置かれている状況の中で、できる限り正確にこなす
・反省できる
・偏見でものごとを見ない
・証拠と理由がたりないときは、ジャッジを保留する
・証拠と理由がそろったら、行動する
・周囲の人の意見も取り入れる

 

などなど、仕事をするには必須のスキルが多いです。

これをできるだけ早いうちに手に入れとこう、というのが数学を勉強する意味の一つになっています。

 

 

また、数学が得意な人が向いてる職業は

・金融証券会社

・保険会社

・プログラマー

・会計士

・税理士

・銀行員

・数学の教師や講師

・研究員

などなどが数学を使う専門職の例ですが、

数学を直接は使わないのですが、

 

・営業職

・広報

・経営者

なども「論理的思考能力」が必要な職業になります。

 

数字に強い職業が多いからか

高給取りが多いのが数学が得意な人の特徴でもあります。

 

 

 

「成功者」

に数学が得意人が多いイメージがあるかと思いますが、それも

「論理的思考能力」

によるものです。

成功までの順序付けができる「論理的思考能力」は

「成功」に大きく近づくことができます。

 

数学を勉強する意味を考え、

数学を勉強して、

論理的思考力を早いうちから手に入れ

 

「成功者」

の道をたどりませんか?

 

 

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