一人一人の勉強力に合った勉強法

一人一人の勉強力に合った勉強法

勉強力とは?

前回の記事で勉強力は6つの力に分類することができる
ということをご紹介させていただきました。

勉強力とは?6つの分類から勉強力を鍛えよう

勉強力の6つの分類は

聞く力(即理解力)
話す力(説明力)
読む力(独自理解能力)
書く力(表現力)
計算力(処理能力)
考える力(推論力)

です。

今回はそれぞれにの勉強力に合った勉強方法というのをご紹介させていただきます。

1)聞く力(即理解力)が弱い人のオススメ勉強方法

 

聞く力(即理解力)が弱い人というのは
1、学校の授業についていくのが難しい
2、国語、英語、(数学の文章題)のテストで時間が足りなくなる

という問題が起こりやすくなります
その二点を解決するために、

1、授業はついていくのに集中、まとめはあとでするように要点はきっちりと抑え、
ポイントがどこかをはっきりとわかる
2、問題を解くことに慣れて、解く(読む)スピードを上げる

ことが必要になってきます
なのでおすすめの勉強方法は

• 教科書の覚えるべきところにアンダーラインを引く
• 話に関連する絵や図を書く
• 一教科につき一冊のノートではなく、内容ごとにノートを分ける(授業用、暗記用、問題用、書き取り用、など)
• 学校のノートは家に帰ってからまとめなおす
• 勉強は漫画や動画などを活用する
• 毎日本を読む
• 色ペンなどを多用する
• キーワードを丸で囲んだり、ペンで色付けする。
です。

暗記も極力目からじっくりと行いましょう

 

2)話す力(説明力)が弱い人のオススメ勉強法

 

話す力が弱い人、というのは

1、記述問題、説明問題、随筆苦手
2、勉強量とテストの点が比例しない

という問題が起こりやすくなります。
その問題を解決するには

1、毎日、何かを書く、話す、表現する、説明する、ことの練習をする
2、問題を読み、回答を憶え、テストになれる

ということが必要になってきます。
なのでおすすめの勉強方法は

• 同じ問題を何回も繰り返す
• 苦手な分野は模範解答をまるまる覚える
• 模範解答をきっちりと読み込む
• 基本を整理して確認する。
です。

周りの人と話したり、人と勉強の教えあいっこなども良いです。

3)読む力(独自理解能力)が弱い人へのオススメの勉強法

 

読む力が弱い人、というのは
1、自分一人での勉強が苦手
2、長文や文章問題、読解問題が苦手
という問題が発生しやすくなります。

その問題を解決するには

1、1人でもわかりやすい問題集、参考書を用意する
2、文章に毎日触れる

ということが必要になってきます。
なのでおすすめの勉強方法は

• 書きよりも読みのつまずきの方が深刻なので、書きよりも読みの練習を重視する(音読をする)
• キーワードを丸で囲んだり、ペンで色付けする。
• 段落の関係をフローチャートのような図で表す。
• 小説や、漫画を読む
• 動画で勉強をする
• 簡単な問題を多く解く
• 音読がしやすい、ように文節ごとに区切りを入れる。
です。

最近は動画で勉強できるサイトも多くなっています。
問題集や参考書を選ぶときは自分が一番わかりやすいものにしましょう

 

4)書く力(表現力)が弱い人のオススメの勉強法

 

書く力が弱い人、というのは

1、テストで思ったような点数が取れない
2、数学、国語の表現問題が苦手

という問題が起こりやすいです
その問題を解決するには

1、問題になれる
2、図形や表現問題を多く解く

ということが必要になってきます。
なのでおすすめの勉強方法は

• 書きよりも読みのつまずきが深刻な場合には、まずは読みの練習をする。
• 日記をつける
• 苦手な分野は模範解答をまるまる覚える
• 穴埋め問題集を解く
• 絵や図形を書く練習をする
です。

書く力が弱い人と話す力が弱い人は似ていますが、
違いは大きく、話す力が弱い人は時間があれば話す内容をまとめることができることが多いですが、
書く力が苦手な人は、まとめるのが苦手です。
まとめる練習を少しずつでもすることが重要になってきます

 

5)計算する力(処理能力)が弱い人のオススメの勉強法

計算する力が弱い人は

1、数学(算数)が苦手
2、テストが時間以内に終わらない

という問題が起こりやすいですその問題を解決するには

1、ゆっくりと、計算問題や基礎問題を毎日解く
2、自分がどれくらいのスピードで問題を解けるかどうかを知る

ということが必要になってきます。
なのでおすすめの勉強方法は

• 計算問題は毎日
• 問題を解くときは時間を計る
• 問題はゆっくり解く
• 文章題を読みあげてから、問題を解く。
• 問題の中でキーワードに下線や印をつける。
• 問題の意味を図や例示を用いて考える
です。

計算問題だけでなく、テストの時間に間に合わないというのはかなりもったいないことなので、
時間の管理はきっちりと行いましょう

 

 

6)推論する力(推論力)が弱い人のオススメの勉強法

 

推論する力が弱い人は

1、勉強にやる気がでない
2、難しい問題は手も足も出ない

という問題が起こりやすいです
その問題を解決するには

1、将来の夢、勉強する意味を考える
2、難しい問題も一度考える癖をつける

ということが必要になってきます。
なのでおすすめの勉強方法は

• 一日一問、難しい問題をゆっくっり考える
• 具体的なものを考える
• パターン学習を行って、読解のテクニックを身につける。

です。

このタイプの特徴は、平均点に近い点数までは簡単に取れるが、
それ以上は取れず、取る気もあんまりない、ということが多いです。
まずは一度、勉強する意味をきっちりと考えてみることをおすすめします。

 

いかがでしょうか?
前回の記事と合わせて、少しでも参考にしていただければと思います。

勉強力とは?6つの分類から勉強力を鍛えよう

 

どのタイプかわからない、
方針に悩んでいる、等ありましたら、お気軽にご相談ください。

勉強全般カテゴリの最新記事